私はシステムエンジニアとして働く傍ら、個別指導塾で塾講師として副業をしています。
かの有名な「7つの習慣」を読み、私には塾講師として「聴く力」が足りていないと気付きました。
おそらくこれを見ている方もほとんどの方が「聴く力」が不足しているのではないでしょうか?
①聴く力が自分に足りないと気付いたきっかけ
私が「聴く力」が不足していると気づいたのは、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』を読んだことがきっかけでした。
本作品の中で「傾聴力」が備わっているかどうかの基準の一つに「他人と上下関係を作っていないか」というものがあります。
私が塾講師としての日々を振り返ると「私は生徒に勉強を教えているため、わたしの方が立場が上だ」と無意識的に思っていたことに気づきました。
②なぜ聴く力が必要なのか
聴く力は、単に情報を受け取ること以上の意味を持ちます。
真の傾聴は、相手の言葉だけでなく、非言語性のメッセージや感情も汲み取ることです。これにより、相手に理解され、尊重されていると感じさせることができます。教育の場では、生徒の真のニーズや不安・希望を理解することで、より効果的な指導が可能になり、信頼関係の構築にもつながります。
③5段階別の「聴く力」
第1段階:無意識の無視
相手の話を聞いているふりをしながら、実際には自分の考えや反応に集中している第2段階:表面的聴取
言葉は聞いていますが、本質的な意味や感情は理解していない第3段階:選択的聴取
興味のある部分だけを聞き、それ以外は無視している第4段階:活動的聴取
相手の話に注意を払い、質問や要約を通じて理解を深めているが、完全な共感には至っていない第5段階:共感的聴取
7つの習慣:スティーブン・R・コヴィー著
言葉の背後にある感情や意図までを深く理解し、相手の立場に立って考えている
「私は第5段階までできている」と思っている人でも実はそれが第2段階だった、といったこともあると思います。
相手によっては第5段階までいけていない方もいらっしゃるかもしれません。
これを機に自分の傾聴力を見直してみるのはいかがでしょうか?
④第5段階:共感的聴取を身につける方法
傾聴力を身に着ける方法を列挙しました。
意識的な注意を払う:会話中に完全に相手に焦点を当てる。他のもの(スマートフォン、パソコン、周囲の雑音など)を排除する。相手が話している間は、その言葉だけでなく、非言語的なサイン(身振り、表情、声のトーン)にも注意を払う。
反射的応答を避ける:相手の言葉に即座に反応せず、その意見や感情を内面化して考える時間を持つことが重要。これにより、自分の前提相手の立場や感情を深く理解することができる。
共感的なフィードバックを提供する:相手の言葉を要約したり、その感情を言語化してフィードバックすることで、理解していることを示し、さらに深く共感する。例えば、「それはとても判断に困る状況だったね」といった言葉が挙げられる。
開かれた質問を使う: 「どう思う?」や「どんな感じだった?」といった開かれた質問を使い、相手により多くの情報を語らせ、自己表現の機会を増やす。これにより、相手の考えや感情の全貌をよりよく把握できるようになります。
状況の再体験を促す:相手が経験した状況について詳しく尋ねることで、その経験を再体験させ、感情や動機をより深く掘り下げることができる。
継続的な練習と反省:共感的聴取は一朝一夕に身につくものではないため、日々のコミュニケーションで意識的に練習し、どのように改善できるかを常に反省することが重要。
聴く力の向上は、教育者としてだけでなく、一人の人間としても私の成長に欠かせない要素です。この力を身につけることで、より深い人間関係を築き、教室での効果的なコミュニケーションを実現していくことを目指しています。
参考図書
私の1感想ですが、「7つの習慣」は原著だと読みづらいため、まずは漫画から理解を深めるのが良いのではないでしょうか?
オススメのリンクを貼っておきます。

